【2019年】《Google Adsense》に合格するための対処法【価値の低い広告枠からの脱却を目指せ】
先日、ようやくGoogleアドセンスに合格することが出来ました。
おー!!Googleアドセンス初合格!!
ブログ初めて数ヶ月ようやく合格しました! もうちょい行動力上げて、目標としている人達に届くようにやっていきます! ブログやっている上で参考にした人(@manabubannai @kunitomi1222 @hiyoko_tabi ) pic.twitter.com/fB6NbxhViM — ys (@sy_sh7711) 2019年5月5日
ずっとGoolgeから「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について」という返信のみで、申請は10回以上落ちています。
「価値の低い広告枠」の脱却し、どういった経緯で合格に至ったのか。少しでも目指す人の力になれれば嬉しいです。
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目次
- Googleアドセンス合格時のブログ状況
- 「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」とは
- 【価値の低いコンテンツ枠の原因①】
似ているコンテンツでも複製扱いになる可能性が高い - 【価値の低いコンテンツ枠の原因②】
アフィリエイト重視の記事はコンテンツの質を下げる
- 【価値の低いコンテンツ枠の原因①】
- アドセンス系の記事である疑問を解消する
- 記事数は別に関係ない
- 文字数は1500以上が理想
- 1つの記事で複数カテゴリーは避ける
- 画像はフリー素材を使用しよう
- お問い合わせとプライバシポリシーは作っておくべき
- コピペチェックは念の為実施
Googleアドセンス合格時のブログ状況
記事数 | 26(アドンセンス最終申し込み記事数) |
---|---|
文字数 | 1500 〜 4000 |
カテゴリー数 | 6 |
画像 | フリー素材・自分で撮影した写真 |
サイトマップ | XML-Sitemapで作成済み |
お問い合わせ | Google フォームで作成済み |
プライバシーポリシー | こちらのサイトを参考に作成(ほぼコピペ) |
WordPressテーマ | 自作テーマ |
サーバー / SSL化 | xServer・SSL化済み |
MFI(Moblie First Index)対応 | 対応済み |
アフィリエイト関連 | 楽天アフィリエイトのみ |
コピペチェック | CopyContentDetectorでチェック済み(全ての結果が”良好”) |
記事数はやや少なめの26記事、文字数は幅があり1500〜4000、カテゴリー数は6。 主にプログラミング系の記事が8割、趣味のコンテンツが1割、その他雑記が1割といった感じで運営していました。
「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」とは
僕が1番合格する上で苦しんだ、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)というGoogleからの返信。他の人のアドセンスの不合格理由のほとんどがこれじゃないでしょうか。 僕はこれが原因で10回以上申請が通りませんでした。
価値が低い広告枠とは
その言葉の通り、「価値が低い = コンテンツの質が悪い」という事を意味しています。 折角書いた記事がこうも評価されると、なかなか辛い。
多くの人が不合格になる理由のアドセンス合格の最大の壁である「コンテンツの質」というのは、以下の2点。
Googleが推奨していない「コンテンツの複製」と「アフィリエイトプログラム」が大体の受からない要因だと思います。
【価値の低いコンテンツ枠の原因①】
似ているコンテンツでも複製扱いになる可能性が高い
ブログを書いているの人の大半は、”自分の経験や知識に基づいたコンテンツ”をブログで提供していると思います。
その中でなぜ自分独自の記事を書いているのに”複製扱い”になってしまうのか。
一応複製については、GoogleのHelpページに以下のような記載があります。
・他のサイトのコンテンツをコピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなく転載しているサイト ・他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり自動化された手法を使用したりして)若干の修正を加えた上で転載しているサイト 何らかの独自の体系付けやユーザーへの利便性を提供することなく他のサイトからのコンテンツ フィードをそのまま掲載しているサイト ・ユーザーに実質的な付加価値を提供することなく、他のサイトの動画、画像、その他のメディアなどのコンテンツを埋め込んだだけのサイト (引用:Search Console ヘルプ)
上記の引用を元に、落ち続けていた理由を分析したところ2点浮かび上がりました。
- 競合コンテンツが多い
- 独自の解釈や説明がない
競合コンテンツが多い
実は自分が興味のある事、知っている事ってニッチと思いきや意外とネットで探すと大量にいます。(最新の情報やリーク情報でない限り)
大量にある記事の中で、自分は真似ている訳ではないけど、実は無意識に真似になってしまったパターンが結構ありがち。競合が多いと全体の記事数が多いためどうしても似通ってしまいます。
例えば、僕はプログラミング系の記事を軸に書いてきましたが、言ってしまえば『詳しく調べれば他のページに似たような記事が出てくる系』です。
プログラムをやっている人は沢山いるし、自分よりも出来る人もいます。 現に僕が書いたような記事には、他のプラットフォーム(Qiitaや質問サイト)で見受けられました。なので似たような記事がある場合、「記事の質」で差をつけるしかないです。
独自の解釈や説明がない
表面上の知識や問題の解決法のみで、解釈や説明が特にされていない。 つまり、自分の考えや説明がないためオリジナリティがなく、他の記事と差がないため “複製” と判断される。
【情報 + 説明 + 解釈】といったものがあると自然と自分の言葉で語るため、オリジナルのコンテンツが生まれますが、他のサイトで調べただけのことを書いているだけでは、オリジナリティは皆無です。
“複製” と判断されない『オリジナリティ』を持ったコンテンツを作るためにやったこと
『問題に対して解決策(情報)のみ提示』といった記事が多くある中で、僕が他の記事と差をつけるためにやったことは【ユーザーが知りたい問題】を詳しく根掘り、解決策の情報を理由と一緒に詳細に書く。といった事を意識して実行しました。
例えば、僕が書いた記事と、他のサイトで書いていた記事を比較すると以下のような感じです。
✅プログラムのエラー文の解消記事の場合 【他の人が書いた記事】 1. エラー文を提起 (問題を提示) 2. 解決法を提示 (解決策を提示) 【僕が書いた記事】 1. エラー文を提起 (問題を提示) 2. 自分の環境で起こった事象を記載 (流入したユーザーと同一問題であること提示) 3. 調べた原因を提示 (問題の原因を提示) 4. 解決法を提示 (解決策を提示)
表面上の知識のみで書いた記事の場合、根掘り調べて書いた記事と比べて情報量や文章力が非常に “薄っぺらい” ものになります。この “薄っぺらさ” こそが『複製』の扱いとされるではないかと思います。
なぜなら、このような”薄っぺら”の記事は他の人が既に何処かのサイトで書いているから。
差別化をするために、問題解決までのプロセスを自分なりにユーザー目線で行う事で、自然と独自の文章やコンテンツが生まれます。
その結果、他競合コンテンツと比べて『質の高いコンテンツ』を提供していると判断される。といった感じです。
【価値の低いコンテンツ枠の原因②】
アフィリエイト重視の記事はコンテンツの質を下げる
以下は、Googleが推奨していないアフィリエイト項目のガイドラインです。
・商品アフィリエイト リンクを含むページで、商品の説明とレビューを元の販売者から直接コピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載しているもの。
・サイトの大部分がアフィリエーションで構成され、独自のコンテンツやユーザーへの付加価値がごくわずかしか含まれていない商品アフィリエーションのページ。 (引用:Google Console ヘルプ | アフィリエイトプログラム)
1個目は上記でも述べているようにオリジナリティがない、所謂コピペで作れられたサイトのことを指し示しています。
問題は2個目の部分で「独自のコンテンツがなくサイトの大部分がアフィリエーションで構成されているもの」。
ブログの収益化は、ブログを運営していく上ではめちゃくちゃ重要ですが、独自コンテンツでなくユーザー目線に立たない収益のみをメインとしているコンテンツには価値がないよ。というのがGoogleの方針みたいですね。
じゃあ、既に書いてあるアフィリエイトページは削除しないとアドセンスに合格しないの?
アフィリエイト記事が悪いわけではない
あくまでGoogleが推奨していないのは「オリジナリティがなく、ユーザーのために情報提供できていないもの」
そのため、オリジナリティを持って自分の目線を入れつつ、商品の良いところや悪いところをちゃんと書いているものはアドセンスが落ちる理由となりません。
現に僕もアフィリエイトの記事は書いていますし、アドセンス申し込み段階でもこの記事はありました。
PR≫ デスクワークは体に悪いけど対処法はある【経験談】
むしろ、Googleは『自分のコンテンツのテーマに合ったものならサイトの付加価値が上がるよ。』とガイドラインに載せています。
例えば、ガイドラインの後半部分に『ハイキングをテーマにしたコンテンツにしているなら、事務用品とか関係ないものを紹介せず、ハイキング用品や関連する商品を紹介して』という事が明確に書かれています。
アフィリエイト プログラムを選択する際、サイトの対象ユーザーに適した商品のカテゴリを選択する。サイトのコンテンツに合ったアフィリエイト プログラムを選択することで、サイトの付加価値が高まり… (引用:Google Console ヘルプ | アフィリエイトプログラム)
なので自分のブログのテーマに合ったものであれば、アフィリエイトの記事は書いてもアドセンスの審査には問題がないという事になります。
アドセンス系の記事である疑問を解消する(記事数やお問い合わせフォームは必要なのか)
アドセンス審査時には、30記事以上 、お問い合わせフォームの有無が合否に関係するといった話をするブログの記事が結構あります。
どれが必要なのか、どれが足りていないのか。不確定要素が多すぎますね。
結論を言うと、不確定要素は全て潰しにかかりましょう。
- 記事数は別に関係ない
- 文字数は1500以上が理想
- 1つの記事で複数カテゴリーは避ける
- 画像はフリー素材を利用しよう
- お問い合わせとプライバシポリシーは作っておくべき
- コピペチェックは念の為実施
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アドセンスに記事数は関係がない
アドセンス合格系の記事であるのが、30記事以下のブログではアドセンスが受かりませんといった内容。ただし、これはあんまり気にしなくて大丈夫です。
僕自身、アドセンス申請時の記事数は26。条件には満たしていないです。 Twitterでアドセンス合格の報告をしている人のブログを分析してみましたが、10記事もないブログもちらほらありました。
上記でも書いている通り、オリジナリティあるコンテンツであれば評価されるので記事数は重視しなくてOK。1つ1つの記事の質を高める事に専念すれば問題ないです。
起きたらアドセンス合格来てたー。開設3週間15記事で承認されました!グーグルさん頑張ります! pic.twitter.com/ADuxgDwD3u
— おーしま@禁酒準備中 (@atsu_shimaji) 2019年5月7日
Google AdSense合格しました! 運営期間9日、記事数9、2000〜7000文字、申請から20時間で結果が来ました。 はてなブログからワードプレスにして本当に良かった!! やっとスタートできます!#ブログ初心者 pic.twitter.com/xQe6bHIGmm
— きゃっぷ@ブログ初心者 (@cap0504_life) 2019年5月6日
1記事文字数は1500以上が理想
文字数が少なすぎる記事には「情報量が少ない = コンテンツの質が低い」といった付託が押される可能性があるためです。
また、アドセンスの審査がどのように行われいるか誰しもが不明ですが、プログラムで文字数が少ないものは不合格を出しているという可能性があります。(なんせ申請の数が膨大なので)
そのため、1500文字以上が理想です。 ただ、上記で書いた【情報 + 説明 + 解釈】と言った内容の記事にすると自然と1500以上の文字数になるので大抵の人は文字数の事はあまり気にしなくて良いと思います。
1つの記事で複数カテゴリーは避ける
カテゴリー自体がリンクになっていない場合は特に問題がないのですが、カテゴリーがリンクになっている場合は注意が必要かもしれません。
僕の場合、以前1つの記事につき2つ以上のカテゴリーが付いていた場合がありましたが、その際にカテゴリーページに遷移すると、【カテゴリーA】と【カテゴリーB】で同じ記事が出てきてしまうことになります。
この場合、異なるカテゴリーに同じ記事があることになるので、コンテンツの複製と判断される可能性が高くなってしまいます。特に記事数がまだ少ない場合は注意が必要です。
画像はフリー素材を利用する
当サイトで使用している画像は全てフリー素材、もしくはレポなので自分で撮影した画像を使用しています。著作権の事もあるので、Twitterで保存した画像やネットサーフィンで見つけた画像の使用は控えた方が良いです。
当サイトでも利用しているフリー画像サイト
お問い合わせとプライバシーポリシーは作っておくべき
これもアドセンス合格系の記事でよく見る「お問い合わせとプライバシーポリシーが無いと不合格扱いになる」という内容。
これは「価値の低いコンテンツ枠」ではなく単純なアドセンスの「ポリシー違反」が理由になり、不合格の可能性が高くなるよ。ということです。
不合格の可能性が高くなるのであれば作っておくべきです。コピペで簡単に作成できるので作っておきましょう。
プライバシーポリシーの作り方
プライバシーポリシーは完全にコピペでも大丈夫です。 参考サイトに詳しく書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください。当サイトも同じように作成しました。
参考サイト【2019年コピペOK】グーグルアドセンスのプライバシーポリシーテンプレート(ひな形)書き方の例
お問い合わせフォームの作り方
- Contact Form 7
- Google Form
個人的にどっちでも良いと思いますが、Wordpressのプラグインで生成する【Contact form 7】は読み込みに時間がかかったり、設定が面倒なのでGoogle Formの方がオススメです。
【Contact Form 7の使い方】
使用方法や設定の仕方は参考サイトの方が詳しく書いてあります。
参考≫ Contact Form 7を使って、WordPressにフォームを設置してみよう
【GoogleFormの作り方】
Google Formのページに遷移します。
型を選びます。問い合わせの方式にもよりますが、大枠は連絡先情報テンプレートの流用で問題ありません。問い合わせる人の指名・メールアドレス・コメント・電話番号くらいが分かれば良いので。
入力欄は全て必須にしつつ、その他必要な項目があれば追加します。
フォームのテーマを自分のブログテーマに合わせると統一感が出てきます。
大方できたら、右上にある【送信】ボタンをクリック。
そうすると。フォームをどのように共有するのか聞かれるので1番右にあるHTMLを埋め込むを選択してコピーします。これをページに埋め込むだけでフォームは完成です。
コピペチェックは念の為実施
上記で書いた、Googleというプラットフォームの中で意図せず、文章の書き方や内容が自分の書いたものと似たような記事がある場合があります。
それだと、『コンテンツの複製』として扱われる可能性があるため、CopyContentDetectorを使用して一応確認作業は行った方が良いです。
CopyContentDetectorの使用方法は外部サイトに詳しい使用方法が書いてあります。
外部サイトCopyContentDetectorの使い方!コピペ一致率を下げる秘訣も解説!
まとめ
Google Adsenseに合格するために当サイトで取り組んだことを紹介していきました。
ぶっちゃけ何度も落ち続けていると「自分のブログには価値などないのでは?」と自己肯定感が低くなります。
ですが、落ち込んでいても時間の無駄なので自分のできる範囲で既に合格している人の記事を分析しながら実行していくのが良いです。
僕が合格する上で、主に参考にした方々、ブログ記事をを載せておきます。
- クニトミさん
- マナブさん
- コウキさん
クニトミさん
SEO系の記事やブログ運営の話系で主にお世話になっています。
TwitterでもSEO系やブログ系の有益な情報を流してくれています。
Twitter ≫ クニトミ リュウヤ/SEOコンサル(@kunitomi1222)
マナブさん
Twitter ≫ マナブ@バンコク(@manabubannai)
エンジニア目線やライティング技術やコーディングを勉強したい人はフォローするとめちゃくちゃ有益な情報が流れてくるのでオススメです。
僕自身が作成した当サイトで使用しているWordpressの自作テーマもマナブさんを参考にして作成しています。
コウキさん
Twitter ≫ コウキ@ひよこは旅をする(@hiyoko_tabi)
主にアドセンス合格で1番参考にさせていただきました。
コウキさんもアドセンスで18回目で合格したという苦労人です。
18回までの道のり、実施したことがブログに書かれています。それぞれの対策が細やかに書かれているのでかなり勉強になりました。
以上です。
ぶっちゃけ最初の頃はこんなに苦労するとは思ってなかった…。
しかし、アドセンスに合格するまでにやったことや調べたことは全て経験値として蓄積されているので問題なしです。
そしてアドセンスはあくまでスタートライン。これから収益化という壁があるのでそちらを目標に続けていきます。