クラウドファンディングアプリ【polca】を使ってみた【支援を受けるコツ紹介】
クラウドファンディングアプリの【polca】を先日使用してみて、その感想とちょっとした分析をブログに書いていこうと思います。
クラウドファンディングを少しやってみたいけど、どんな感じで使用するのか。
どうやったら募集をかけられるのか。書いていこうと思います。
目次
- polcaって何?
- polcaを実際に使用してみて
- 支援額を増やすためには
- 対策後に試した企画で支援は増えたのか
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polcaってなに?
簡単に言えば、クラウドファンディングを気軽に出来るアプリ。
自分の「”欲しいもの”、”やりたい事”、”やってあげたい事”」等々のあらゆる目的のために必要な[“お金”]を身近な人たち、あるいは全く知らない人達から募集するためのアプリです。
逆に、そういった目的を持った人たちにお金を支援することも出来ます。
募集額は300円〜300000円から行えて、募集期間は1ヶ月。
※募集額を超えても期間内であれば、支援は行われる
期間を超えた時点でその企画は終了
支援を受けるには、本人確認のための書類が必要(免許証など)。
学生であれば学生証でもOK。
支援をする側はクレジットカードの登録で簡単に行えます。
クラウドファンディングを実際にやってみた理由・感想
実際にpolcaを使用した理由
僕がpolcaを使用した理由は、エンジニアとして使用しているPCの調子が悪くなって新しいPCを購入しようと思ったけど、会社を辞めたてでお金が無かったから。
後、単純にクラウドファンディングというものに興味があったから。
・全く見知らぬ他人の目的のために、お金を出してくれる人がいるのか?
・本当にお金が集まるのか?
上記の事も使用してみて実際にどうだったかを下記で書いていきたいと思います。
初めてのクラウドファンディング【polca】を使用してみてお金は集まったのか?
結論としては、募集金額全ては集まらなかったという感じです。
ただ、全くお金が集まらなかったという訳ではなく、金額的にはちゃんと支援を頂きました。
以下の画像は僕が実際に立てた企画ですが、募集金額の1%が集まりました。
初めてにしてはまずまずなのではないかと。
・募集金額:270000円 ・支援金額:4500円支援された金額
・支援数:3支援してくれた人の数
・ウオッチ:364企画を見てくれた人の数
募集金額が割と高額なので、パーセンテージで表すと少なく感じますが金額的には¥4000以上も集まったことにびっくりしました。
僕はインフルエンサーでもなければ、有名ブロガーでもないので、基本的には僕のTwitterやブログや作成したプログラムなどを見て応援してくださった方が支援をしてくださっています。支援してくださった方の内訳は以下のような方々。
- 匿名:プロフィール等何も記載なし
- Twitter繋がり1:僕のブログを見て下さった方
- Twitter繋がり2:僕の作成したプログラムを見て下さった方
匿名で支援してくれる人はそうそう居ない
polcaで気をつけたいのは、勝手に誰かが自分の企画に賛同して支援してくれるだろうといった間違った解釈。
支援してくれるのはあくまで「人」なので、自分以外の誰かに「自分の目的のために応援をお願いします」という事をきちんと伝えなければ支援をしてもらうことは出来ないと思います。
僕はある程度、Twitterやブログにて情報発信だったり、エンジニアとして活動を残していたので、それを見て下さった方々から支援を頂きました。
polcaおじさんは男性には付き辛い?
ネットで検索すると匿名で支援をしてくださる人の中で「polcaおじさん」という人がいるそうです。(そもそもおじさんなのかも不明ですが、、、)
画像もプロフィールも特になく、何か企画を立てている訳でもない。
ただ、黙って支援をしてくれる人が巷にはいるそうです。
僕はある程度、他の人が立てた企画で支援が集まっているものをピックアップして少し調べましたが、確かに支援をしている人の中で、お礼が小さいものにも関わらず高額の支援をしている人がちらほらいました。
そういった匿名の支援を受けている人の比率的には、男性よりも女性の方がそういった支援は多いかなと思います。(統計で表している訳ではないで参考程度で)
例えば、レジャーに行きたい。新生活の家具を揃えたい。といった場合の同じ企画でも女性の方が支援額が多いということは企画の一覧を見ているだけでも分かりました。
ただ、あくまで匿名の支援なのであまり当てにしない方が良いと思います。
polcaで支援額を増やすためには?
- お礼は明確にすること
- 企画に目的があること
- SNS運用をしっかりすること
- アイキャッチ画像は作成をすること
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お礼は明確にすること
polcaでは、人によりますが支援額に応じて企画を立てた人からお礼の形が違うことがあります。
特にクリエイター系の方で支援を募集している人には結構多い形です。
300円以上では、Twitter等でのお礼のみに対して3000円以上ではクリエイターの力を活かした「アイコン作成」だったり「バナーを作成」だったりと様々です。
ただ、漠然としているお礼(DMでお礼を差し上げます)といったものより、自分のスキルを活かしつつ相手に明確なお礼(動画やアイコン作成 etc…)をする人は支援を上手く獲得している人が多い印象でした。
逆に自分のスキルが無い、何も渡すものが無いという場合は、直筆の手紙など感謝が伝わりやすいものが良いかと思います。
企画に目的や証拠があること
たまに見かけますが、割と適当に立てられている企画があります。
例えば、「カメラ欲しいです!」「プログラミング勉強したいです!」といった漠然とした企画です。
これだけ見ると、「企画に目的があるじゃん」と思われる方もいると思いますが、実はこういった企画には「証拠」が無いことが多いです。
・ カメラが欲しいです → iPhone等で撮った写真等もSNSに載せていない、カメラに基づいた行動が無い ・ プログラミング勉強したい → 特にプログラミングを調べた形跡がない、既に勉強している節がない
カメラやPCなどデバイスを伴ったことは、「物」自体がないと行動に移せないといったことがありがちですが、カメラならスマホ、プログラミングならPC上ではなく、ネットワーク上で出来るものがあります。
行動に移している人ほど、その企画に見当った証拠が残っているはずなので、既にそういった代用で行動に移していて、本格的に始めたいから購入したいという場合は資金は集まりやすい傾向にあります。
そのため、思いつきで企画を立ててお金が集まるといったことは余程の影響力のある人ではないと無理ゲーです。
SNS運用はしっかりやること
polcaでは自分の立てた企画を多くの人に知ってもらうためにSNS運用はしっかりやらないといけないです。SNS運用をやる目的は3つ。
- 自分に賛同してくれる仲間、ないしは自分を憧れてくれているファンを作る
- 企画に基づいた行動をしている事をアピールする
- 自分の企画を知ってもらう
【”自分に賛同してくれる仲間、ないしは自分を憧れてくれているファンを作る”】
若干インフルエンサー向け。
例えば、「カメラが欲しい!」といった企画であれば、実際にスマホで撮った写真等をTwitterやInstagramやFlickrなどに積極的に載せてファンを作り、そのファンから資金を調達する感じ。
「もっと良い写真を撮りたいので、カメラを新調したいです」というと、自分の写真を気に入ってくれている人が[“もっと見たい”]といった行動に移してくれて、支援をしてくれるという感じです。
【”企画に基づいた行動をしている事をアピールする”】
上記に書いた通りに、立てた企画に基づいた行動をしていることをSNSで積極的にアピールする事。
上記はカメラで具体例を出していますが、今度はプログラミングを例に。
例えば、「プログラミングを勉強したくて本格的に良いスペックのPCを購入したい!」といった企画の場合
既にオンライン学習サービスなどで勉強をしていて、簡単なオリジナルアプリを作成している。 AWSのCloud9を使用して、仮想環境で開発している。etc...
手段は色々ありますが、こういった事を既に行なっていてアピールしていると、応援してくれる人も行動を見て判断してくれるので、支援をしてもらえる確率が圧倒的に上がります。
【”自分の企画を知ってもらう”】
その他、SNS運用の目的は「自分の企画を知ってもらう事」。
そもそも、自分の立てた企画を他の人に知ってもらう事が必要なので、TwitterやFacebookなどで自分の立てた企画を積極的にアピールすること。
polca内ではアクティブユーザーがそんなにいない、かつそこまで他人に企画を読まれている訳ではないので、
ちゃんと自分の企画を知ってもらうためには、公式のアカウント(@polca_jp)に呼びかけてリツイートしてもらうとか、有名なインフルエンサーに協力してもらうとかですね。
僕は特に知り合いがいないので専ら前者の方法でSNS運用は行いました。
これである程度のウオッチは増やせると思います。
そこから支援を伸ばせるかどうかは、先に挙げた二つの運用方法によります。
アイキャッチ画像は作成すること
企画を立ち上げる時に、その企画のイメージにあったアイキャッチ画像を載せることができますが、その際に相手に一目で分かるアイキャッチ画像があると良いです。
企画のタイトルを見なくても、その画像を見るだけで何が目的なのか明確に分かるので、そういった企画はウオッチや支援が伸びる傾向にありました。
アイキャッチ画像例: 企画のイメージにあった画像 + 目的のテキスト
【polcaで支援を受けるコツ】実際に上記のことを取り組んだ結果
前回、上記の分析を使用して再度2回目のpolcaで支援を立てて支援を募った結果は以下のようになりました。
結論としては分析は合っていたかと思います。
上記の企画はpolca砲にもヒットし、polca内で企画一覧に表示されたこともあり、PV数も伸びました。また、上記に書いてある以外のことで取り組んだことと言えば、他人に営業をかけたこと
polca内で自分の企画を知ってもらうために営業しよう
数ある企画の中で自分の企画を知ってもらうこと自体難しいので、とりあえずは高額支援をしてくれるアカウントに自分の企画を知ってもらうためにコメントを残しましょう。
これだけでも効果は抜群です。企画に賛同してくれる人であれば支援をしてくれるかもしれません。
まとめ
自分なりの分析を踏まえて、クラウドファンディングアプリのpolcaの使用感を書いていきました。
かなり気軽にクラウドファンディングを体験できると思います。
ただ、気軽に実行は出来るだけで、実際に行動に移して運用して支援をしてもらうにはまた別の話。
そこらへんはもう少し勉強しつつ、SNSなどを活用して勉強していこうと思います。