おすすめのパソコンはMac or Windows?【経験から判断する】
こんにちはYsです。普段Webの開発だったりスマホアプリの開発をしています。
いきなりですが、パソコンって選ぶの地味にわからなくないですか?WindowsやMacがあり結局どっちが自分に合っているのかよく分からないって事があると思います。
僕がエンジニアを目指す際にパソコンを購入する上で参考にしたことや、現状どちらも使用しててメリット・デメリットあるのでそちらも参考にしていただけると購入する際に参考になると思います。
パソコンでおすすめなのはMacとWindowsどっち?
結論から言うと、ケースバイケースで用途によります。答えになっていない!!って怒られるかもしれません。ただ本当にオススメなPCは用途によって異なります。
また、購入する際の予算の関係だったり、大学で使用するためのPCだったり色々なケースがありますが、今回は僕のようなPCにそこまで詳しくない人でもPCってどっち使えばいいのかを書いていこうと思います。スペックなどの話も後で書きます。
おすすめするパソコンはニーズにって異なる
具体的な例を3人ほど用意してみます。ぶっちゃけ過去の僕がモデルです。
- 大学生のAさん
- エンジニアを目指すBさん
- 趣味でゲームや動画編集や音楽編集するCさん
大学生のAさんにおすすめなパソコン
・大学のレポート提出に必要
・プログラミングなどはやる必要はない
・暇潰しにYoutubeなどを見るくらい
PCをきちんと使用する用途が大学のレポートなどのドキュメント作成くらいの場合ですね。文系の大学生などには多いと思います。
大学生におすすめなPCはWindows一択
ドキュメント作成で主にPCを使用するのであれば、WindowsのPCであればなんでも良いと思います。というのも、よくカフェで触っている人がいる多いMacbookはドキュメント作成には向いていません。
Office(WordやExcel)は一応使用できますが、ショートカットキーやOSの違いから使いにくさが目立ちます。
おそらく大学生であれば友人同士でレポートの貸し借りなどもあると思います。そういった時に自分だけレポートを受け取ったけど文字化けしている場合や、ファイルが上手く開けない場合があります。
また、教授にレポートを提出して開けなくてレポートが不可になったら勿体無いです。
一応、互換性があるソフトを介せば開けますが手間と時間の無駄ですよ。(MacはOSのアップデートが頻繁にあるため互換性あるソフトが使えなくなる可能性がある)
念押しすると通常の会社で使用するPCはWindowsが9割なので、就職を念頭に入れるのであれば断然Windowsがオススメです。そのため、Macでドヤりたい夢は捨てて無難にWindowsを選びましょう。
どうしてもApple製品を持ってみたいという方はiPadで十分
先日、WWDCというAppleの発表会がありましたが、そこでiPadがパソコンのように使用できるiPad専用OSが発表されました。
従来のタブレット仕様よりもパソコンに近い状態になります。USB系やマウスも使用できるようになるとの事なので、Macは高くて買えないけどiPadなら..!という方はiPadをパソコン代わりにしてもいいかもしれません。
一応、iPadでもOfficeなどのソフトは使用可能です。
エンジニアを目指すBさんにおすすめなパソコン
・プログラミングをバリバリやりたい!
・Web系に留まらず、スマホアプリも作成したい!
・ドキュメント作成などはほぼやらない
僕が就活する前の状態が上記のような感じでした。この場合のおすすめなPCは一体なんなのか。
エンジニアにおすすめなPCはMac7割、Windows3割
結論から言ってしまうと、僕的にはMacの方をおすすめします。理由としては以下の2点ほどあります。
- 環境構築がものすごい楽
- アプリ制作ではMacでないと不利
◆ Macの環境構築はものすごい楽
MacにはPCを買った段階で色々なソフトがインストールされていたり、コマンド1つでインストールを自動化することも可能です。
そういえばMac自体の環境構築を自動化できると知って簡単なシェルを書きました。
単純に今のMacに入れているアプリとかをコマンドでインストールだけですが、これをGithubに上げておいてCloneして実行すれば
PCが変わっても自宅の環境とほぼ一緒にできます(Mac限定)
会社変わっても使える技です pic.twitter.com/4eYUz04VEp— ys (@sy_sh7711) 2019年5月29日
一応、Windowsでも上記のような自動化は可能ですが記述が難しいので初心者向きではないところがあります。Macはコマンドを並べるだけでいけます。
◆ モバイルアプリ制作ではMacでないと不利
Web系のプログラミングであれば、WindowsとMacどちらでも構いませんが、モバイルアプリ制作では話が別になってきます。
モバイルアプリはiPhone(iOS)とAndroid(Android OS)の両方セットで勉強する必要がありますが、iPhoneのアプリはMacでしか作成することが出来ません。
そのため、Windowsを選んでしまうとAndroidの開発しか出来ないといった状況になります。アプリ制作を考慮している場合はMac一択です。
3割Windowsを進めている理由
この3割は単純に開発時点の好みだったり、価格帯があります。価格帯で言えば、MacでWeb系のことを開発する程度であればWindowsで支障はありません。ただ同じようなスペックのPCをMacで買おうとすれば値段は5-10万近く異なります。
また、Macにはモニターやキーボードマウスなどの付属機器が使用しにくいというデメリットがあります。
2017年辺りからのMacbookに関してはUSBの規格が変わったことにより付属品を購入しなければUSB系の付属機器や外部モニター含め接続できません(Bluetoothなどを使えば回避できる場合もあります。)
外部サイト≫ USB Type C ハブ 7in1 USB C ハブ ウルトラスリム USB C ドッキングステーション 4K HDMI出力 PD 充電対応 USB3.0 ハブ SD/Micro SD カードリーダー マイクロ タイプC HDMI 変換 アダプタ MacBook MacBook Pro/ChromeBook対応 シルバー (シルバー)
◆ ゲーム開発であればWindows
プログラミングの中でも、コンシューマー向けのゲームを開発したいのあればWindowsになります。使っている言語や開発ツールがWindows向きというのもあり、あまりMacは向いていません。
ほとんどのゲーム会社で使用しているPCはWindowsのPCになります。
趣味でゲームや動画編集や音楽編集するCさんにおすすめなパソコン
・音楽・動画編集をやりたい
・ゲームをPCでやりたい
趣味系やクリエイター系であれば大体の人がこういった形でPCを探している人が大半だと思います。
趣味でおすすめなPCはMac3割、Windows7割
最近はYoutuberブームだったりで動画編集や音楽編集をする人が多いと思います。eSportsの影響でゲームをPCでやる人が多いとも思います。そういった点ではWindowsの方が良いと思います。
音楽・動画編集はMac
動画編集や音楽編集をしているYoutuberは大体Macbookを使用していますが、ソフト的な問題で使用しているのが大半の理由です。もちろんWindowsでも可能ですがYoutubeの動画を見る限りWindows側では若干のバグがあるようです。
FinalCutProやAdobeなどの有料の編集ソフトがありますが、Macにはデフォルトで動画編集ソフトiMovieが入っています。初心者であればこれだけでも十分動画編集は可能です。
ゲームはWindows
ゲームではWindows一択だと思います。ただ、これは現時点の状態ですね。
今現在、VRゲームをやりたいだとかマインクラフトをやりたいという場合では通常のゲーミングPCと呼ばれる機種で問題ありませんがこの先の未来、天下のGoogleとAppleが発表した新規のゲームプラットフォームで時代は変わるかもしれません。
- Google: ≫ STADIA
- Apple: ≫ Apple Arcade
Googleのゲームストリーミングプラットフォーム《STADIA》
簡単に言ってしまえば、PCというハードウェアに依存することなくゲームが出来るシステム。以下の引用では凄い事を言っています。
「YouTubeで見ていたゲーム映像からゲームを起動し、好きなデバイスで切り替えつつプレイを続け、その映像をYouTubeへアップロードする」
そのため、この先の未来ではPCの依存を壊してくれるかもしれません。
Appleのゲームプラットフォーム《Apple Arcade》
簡単に言ってしまえば、Appleでゲームのプラットフォームが出来て、デバイス間の差異がなくiPhoneでしてたゲームがMacでも出来るようになるというもの。
そして、Appleのプラットフォーム独自の中で発表されるコンテンツがあるというものです。
今現在はやっぱりWindows
話がゲームに脱線してしまいましたが、デバイス間の差異がなくなるのはもうちょい先の話。Googleの《STADIA》はアジアではまだ公開未定です。
今の所、PCでゲームをやりたいのであればWindowsで問題ありません。ゲームをするのであればそれなりにハイスペックマシンにもなるので、ゲーム以外にも動画編集やプログラミングも出来るようになります。
まとめ:結局は用途によって異なるけど大半の人が使用するパソコンはWindowsでOK
長々書きましたが、大半はWindowsPCがオススメだと思います。
- 値段がMacより格安
- 世の中で使用されている 9割のPCはWindows
- デザインが豊富だったり拡張性がしやすい
ほぼ、上記の通りですね。一部クリエイター業や僕のようなエンジニアで仕事をしている人からだとMacは非常に仕事がし易いですが、一般の人からすると使いにくいしMacに慣れすぎるとWIndowsで手間取ります。
では、実際に自分が使用するMac or Windowsで使いたいOSが決まったのであればどのくらいのスペックがあればいいのか解説していきます。
オススメのパソコンのスペックは?
上記で例にあげた3人を参考にしてオススメのスペックを考えてみました。
大学生のAさんの場合
以下のスペックがあれば学生生活は充分です。後は持ち運べる重さだったり、USBポートが付いていればストレス無く生活が出来ると思います。
CPU | Core i3 or i5 |
---|---|
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD: 256GB or HDD: 500GB |
ストレージはDropboxの普及などのクラウド系のサービスにより動画などの重いファイルでなければ特に支障はありません。
エンジニアを目指すBさんの場合
Web系とアプリ系で若干異なりますが、今回はアプリ制作もやる人の想定でスペックをお伝えします。
CPU | Core i5 or i7 |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD: 256GB |
開発をやる際に、ストレージの容量は対して重要ではないですがメモリに関して16GBあったほうがストレス無く生活することが出来ます。
以下の画像は実際に僕のMacbook proのアクティビティですが、開発環境を立ち上げつつ、アプリケーションを3個ほど起動しているだけで以下のように8GBのギリギリです。なので16GBあると良いと思います。
ぶっちゃけ、Macで上記の値段設定にすると20万円以上は費用としてかかりますが一応救済措置的なものはあります。
Macは整備品で買って初期費用を抑える
Macには整備品といって中古品ですが新品同様の商品を少し安く購入できるサービスもあります。正規店からのものなので家電量販店の中古品で買うよりも安心・安全です。
外部サイト≫ Apple 認定整備済製品
学生であれば学割も可能
学生であればAppleは学割が適用可能です。1万円〜2万円近く安く購入できるのでオススメです。
外部サイト≫ Apple Appleの学生・教職員価格
趣味でゲームや動画編集や音楽編集するCさんの場合
実はここまで来ると沼が深くなってきてしまうので避けますが、おそらくクリエイター業や、ゲームをしたいといった場合では、グラフィックなども大いに関係してくるので最低限必要なスペックだけ書いておきます。
CPU | Core i7 |
---|---|
メモリ | 16GB or 32GB |
ストレージ | SSD: 512GB以上 or HDD: 数TB |
まとめ
オススメしたいPCについて書きました。僕はMacの方が段々と長くなってきたのでMacに落ち着いてきました。
トラックパッドやショートカットが使い易いので個人的にはこちら方が好きです。
高い買い物なので買って後悔しないパソコン選びの手助けになれば嬉しいです。最後までありがとうございました。