会社を辞めるのに躊躇しすぎな件【転職する理由を再度考えよう】
こんにちはYsです。以前こんな記事を書きました。新卒2年目でSESという形のエンジニアを脱却するべく会社を辞めたという記事です。
最近は転職ブームの傾向もあり、比較的会社を辞めやすい状況にはなったとはいえやはり『石の上にも3年』精神なのか嫌々会社に通っている知人の愚痴を聞きます。もしかしたら、あなたも会社の愚痴を言いながら通い続けてはいませんか?それか、会社を辞めようと悩んでいませんか?
こういう時に毎度思いますが、会社を辞めない理由は何ですか?
- 上司が怖くて辞められない
- 今の現場の人に迷惑がかかる
- 無職になるのが怖い
- 辞めたとバカにされるのが辛い
とか個人的に色々な辞められない理由があると思いますが、全部後付けの理由みたいですね。結論から言うとあなたが辞めて訴えられることも、怒られることもありません。完全な自意識過剰です!
✅冷静に考えましょう。 ■上司が怖くて辞められない →退職代行を使えば顔も合わせません ■今の現場の人に迷惑がかかる →かかるほど重要なポジションにいるのか(代理にできない仕事なのか ■無職になるのが怖い →有給休暇に転職活動する →失業手当など ■辞めたとバカにされるのが辛い →社員は辞めた人のことをいつまでも覚えていません
それでも退職しないというのは自らを変な環境に追い込んでいるドMなのかなと思うしかありません。では視点を変えて、逆に自分がなぜその会社を辞めたい・転職したいと思うのか。
転職理由を明確にしよう
- 給料が低すぎるため給与アップしたい
- スキルアップをしたい
- 職場の人間関係が嫌だ
ニートになって遊びたいっていうのはダラけるだけなので論外ですが、大体は上記が主な理由だと思います。
上記で書いた2.3番目『スキルアップをしたい』『職場の人間関係が嫌だ』という理由の場合は即刻退職した方が身のためです。
転職理由がスキルアップができないという点に関して
僕はエンジニアという技術職なので、職業柄スキルをかなり重視する傾向があるので前回の職場を退職する理由にもなりました。
一般の人からすると
・同じような仕事のルーティン
・雑務のような仕事ばかり
・思っていた仕事と違う…etc
とか色々あると思いますが、結論から言って今の仕事が自身の目指しているものではなかったり、何もスキルアップが見込めないのであれば、以下の2通りかなと思います。
- 自身の希望に合う部署への異動
- 別の会社に行く
大体の人は①
が叶わなくて、②
を頭の隅に考えているのだと思いますが、①
の選択肢はほぼ上司の匙加減だったり会社の方針があるので、願いを言って半年変わらないのであれば②
を選択した方が無難です。
その理由は…圧倒的に時間の無駄だから。
その間に別の会社に言って実務をこなした方が自分のためにもなりますし、会社にとってもイヤイヤ仕事をされる人材にいてほしくないというのが現実です。
双方にとって win-winでしかないので、解決する見込みがない場合は退職するという選択肢を強く持った方がいいと思います。
転職理由が人間関係という点に関して
この場合は即時に転職を考えた方がいいと思います。
なぜか…それは自分にとって利益が0で害しかないから。
例えば、特定の上司や同僚が嫌という場合は、その人から離れるという選択肢も無くは無いですが程度によりますね。人間関係で退職を決める点に関しては以下かなと思っています。
・その苦手な人を思い浮かべると体調が悪くなる ・仕事のやる気がどんどん失せていく
ある程度にイライラしたりするのはどの職場でもありますが、体調面やメンタル面に現れてしまうのであれば速攻で退職しましょう。そのまま我慢しておくと鬱病になったりお腹が弱くなったり『百害あって一利なし』です。
勿論、その苦手な人を左遷されられる手立てがあるなら良いのでですが、時間がかかり過ぎるのと弱ったメンタルでは対抗措置が取りにくくなります。
動ける内に対策を!
自分に害を及ぼす人と仕事をしても無益です。転職してより良い職場を目指しましょう。
転職理由が給与という点に関して
これに関しては度合いによるかなーと思っています。
というのも、給与に関する転職理由は以下のパターンが一般だと思っています。
- 生活をしていくだけの給与を貰えていない
- 自分のスキルにあった給与を貰えていない
僕が転職した際には前者が理由。以前勤めていた会社の年収は280万円(新卒2年目)でした。都内で一人暮らしをしていたので生活が本当に苦しすぎて病みました。
相場を調べたところ、少なくとも340万ほどはエンジニアは貰えるのが一般的と知ったので僕は会社を退職しました。
ある程度の給与を確保したいという点で給与アップを理由に転職するのは、皆、誰しもが思っていますが微妙ですね。
というのも、転職したから給与が2倍になったという美味しい話はなく、上がって数十万が一般的だと思います。(転職エージェントから聞きました。)
僕のような前者の場合は下がりようが無いので上がるのが一般的ですが、後者の方は今一度考える必要があります。
- そのスキルは世間からのニーズがあるものなのか
- 数値化や具現化できるものがあるのか
- 自分と同じような立場の相場はいくらなのか
まず、そもそも自分の年齢やスキルに合わせた相場がいくらくらいなのかを調べ、そのスキルは世間の会社が必要としているものなのかを知ると大体は分かると思います。
1番最悪なのが、今まで勤めていた会社でしか活かせないスキル。
エンジニア視点で申し訳ないのですが
・その会社で独自に開発したプログラミング言語やフレームワーク
・その会社が開発して世に流通していないツール
などなどこういったものは世の中からのニーズが全く無いです。その会社でしか使えないものなので。現在の技術に応用できるものなのか。再度考えると良いと思います。
会社を退職するのに躊躇はいりません
少し話がずれてしまいましたが、話を戻すと退職するに躊躇は全くいりません。自分で理由をこじつけてしまっているだけで、辞めるには退職届けを出すだけです。
僕の場合がそうでしたが、辞めるといった途端、営業から電話やメールが届きましたが仕事にかこつけて基本は無視です。
彼らは自分たちの評価が下がるので、辞めさせたく無いだけ。営業の人たちのために生きているのでは無いので自分の意思が『辞めたい』と思っているのであれば退職しましょう。
会社を退職するための注意点
以前Twitterでこんなものを見かけました。
この時期になると新人さん向けに「逃げてもいい」というメッセージが頻出して、なんか毎年勘違いしてる人が出てるっぽいが、アレ「レベル1で魔王と戦わなくていい」って話であって「スライムからも逃げろ」って話じゃないからな。
— ケルビン@斜壊人 (@legendkelbin) 2019年4月3日
ただ、『仕事が面倒臭い』『眠たい』『遊びたい』っていう考えで仕事を辞めるのは注意です。転職活動で会社が決まっているのであれば良いですが、そうで無いのであれば戻れなくなります。
あくまで『自分に不利益なことが多すぎる』『どんどん成長していきたい』といったこと以外で退職するのは危険なので、再度自分の気持ちに向き合ってみてください。僕が転職する際に読んだ本を置いておきます。もし良ければ見てみてください。